民謡を踊る女性の手書絵
 

Archives - September 2010

「2010年 夏・ゆかたの会」を顧みて

特別暑い夏、いらして下さる方に無理を強いてしまうかしらと思いつつ、「2010年 夏・ゆかたの会」を催しました。 そんな中、多勢の方々が集まって、ささやかな夏の会が、皆様の熱意で、充実した催しとなりました。 ありがとうございました。

楽しい民謡踊りの数々、悲しい夏の思い出、前橋空襲の古屋和子さんの語り、そして久子の踊りで綴る、悲しく、これは何だったのという空しい表現。 皆さまが涙を流して、感じて頂いたこと。 この夏の会で一生懸命踊って良かったと思います。 ありがとうございました。

小さな線香花火があちこちで上がるといいなあと思って居ります。平和が続けば、踊って、音楽も奏で、言いたいことも自由に言えるし、等など… いいですよね…
2010年9月 吉日  若 柳  久 子

お客様からのご感想を紹介致します。

  • 少し暑さも落ち着く八月下旬、しかし、今年はそうもいかない夏、真っ只中の様な暑さの中、毎年恒例の若柳久子先生のゆかたの会が前橋第3コミュニティーセンターで開かれました。

    この会の最大の魅力はやはり出演者と観客の距離の近さです。 大きな会場で観る踊りの世界ももちらん素晴らしいのですが、目の前で感じられる出演者の方との一体感は一度味わうとやみつきになります。

    踊りの演目も私たちにも馴染みのある民謡踊りから季節の思いを大切にした創作、そして会場いったいで楽しむ和のリフレッシュタイムと充実した内容でした。

    日常の慌しさから開放され、色々な気持ちを味わえる夏の会、また来年も楽しみにしています。

    PS ただ今現在、お稽古をお休みさせて頂いてますが、仕事も落ち着きそうなので、仕事とは別に、自分自身のこの世界を持ちたいために、来年からまたお稽古をよろしくお願いいたします。
    前橋市在住・20代・男性



  • 春と夏の踊の会には今までも毎回楽しませて頂きました。お弟子さん方の一人づつの民謡踊り、一人一人の個性に合った創作民謡踊りはすばらしく、楽しませて頂きました。毎回、久子先生の踊りを観ながら、いつもきまって、友達とささやき合うことがあります。それは「先生の醸し出す、あの色香と、愛らしさは何なのだろう」ということです。元気をもらう感じです。どうか益々、お元気で、これからも楽しませて下さい。
    前橋市在住・女性・60代



  • 若柳久子さんの踊りはできるだけ見るように心掛けています。 一番心に残っているのが、久子さんの「地唄舞」でした。他の人の地唄舞の踊りを見ていませんから比較はできませんが、これだけ踊れる人はあまりいないのではないか。

    創作舞踊を古屋さんの独り語りで踊ったのは、大変好かった。振りが説明的でなく具象的、「地唄舞」に通ずる生活感情のリアリティを感じました。観客によく伝わったのではないか。「夏の思い出」の構成ですが、今までのこの種のものよりずっと改善されています。「前橋空襲」の導入で、「自然と戯れ遊ぶ子等」、「楽しい夏祭り」などにより「戦争」という日常的でないテーマを具象的・感情的・日常的に表現することで、観念的・抽象的・形式的な表現に陥ることを回避しています。他方、テーマを思想的(理論的とは違う)に理解し象徴的に表現する芸術として大きな進歩を見ることができます。

    第一部は、皆が一人ひとり踊ったのが良かったと思います。それぞれが大きく進歩しているように思います。全体として目線が大変よい。そして踊りに気品が感じられます。お師匠さんの「踊り」への高い気質を受け継いでいるのでしょう。自信を持って堂々と踊ってください。ですが「西馬音内盆踊り」のとき踊りが合わないところが気になりました。皆で踊るときも気を緩めずに、皆さん大変お上手なのですから。

    久子さんが前橋の一角で、高い志で踊りを続けられ、特に友人・知人の輪を広げてこられ、その観客と一体になって踊りを作り上げているという感じを強く受けます。ですから観客が決して受身ではない、久子さんの踊りにも影響を与えている。踊りの度ごとに参加される皆さんがお元気に、洗練され、若やいだ感じを増しているように思えます。そのチームワークには大変注目しています。
    藤岡市在住・80代・男性